思春期ニキビとは

思春期のニキビは青春のシンボルという声も聞きますが、ニキビができている本人もそう思っているとは限りません。思春期のニキビはなぜできるのでしょう。

アクネ菌思春期のニキビは過剰な皮脂の分泌によるアクネ菌の増殖が主な原因です。成長期になると男性ホルモンが多量に分泌されます。女性も男性ホルモンを持っているので、男女関係なく男性ホルモンの影響を受けて、過剰に分泌された皮脂と古い角質によって毛穴が詰まりやすくなります。毛穴が詰まると酸素が少なく皮脂を好むアクネ菌が増殖して、皮膚の周りに炎症が起きてニキビになります。

人の皮膚や毛穴にいるアクネ菌は、肌のバリア機能が正常な時には肌に悪影響を与えません。肌のバリア機能とは肌が本来持っている機能で、肌表面の0.02㎜の角層にうるおいを蓄え外部刺激から肌を守ります。バリア機能は正常だとアクネ菌からも肌を守ってくれます。しかしバリア機能は油分と水分のバランスが崩れると低下して、アクネ菌を抑えられなくなります。適切なスキンケアがされていないと肌が乾燥してバリア機能が低下してしまいます。その結果、角層が厚く毛穴がつまりやすくなったり、皮脂の分泌が増えたりする場合があります。まさにアクネ菌の好む場所です。

アクネ菌が活発になる環境にしないためにも、水分と油分のバランスを保ちながら肌のバリア機能を整えることが思春期のニキビ予防にもつながります